page icon

2020/09/05~06開催の「# TAKIBI-KAI」 Vol.001のご報告

 
# KO-TO-KI-MI Town 代表 太田圭祐
 
皆さん!2日間お疲れ様でした。そして、本当にありがとうございました。
# KO-TO-KI-MI Townの仲間と2日を共にし、共創した「#TAKIBI-KAI」。あえて”ストレス”をかけて長野の地まで足を運び、豊かな自然に身を置き、ワクワクするような経験や新しい体験をする。この仲間とあのタイミングでしか感じられない瞬間を体感する。そして、自身にとっても社会(会社を含め)にとっても何か意味がある事なのではないかと精神/身体的にも何か満たされる感覚。そして、SO HAPPYだ!と心の底から思う。僕自身“KO-TO-KI-MI”を存分に感じた2日間だったと思います!
 
その中での自分の気付きや学びを振り返ります。
○1人ひとりを必ず”主人公“にする!
これは「#TAKIBI-KAI」を迎えるに当たってプロジェクトメンバーで決めていたことでした。これは「#TAKIBI-KAI」だけでなく、「# Town」の世界観でもありますが、必ずスポットライトが当たる瞬間を創りたいと思っていましたが、誰かにスポットが当たっている時にネイバー全員に注目してもらえるようなアテンションのタイミングだったり振る舞い方は、振り返ってみると至らない点ばかりが思い浮かびますが、学ぶことが多かったと感じています。
 
○河村さん、雄河さん、介さんとのセッション(ショップブランディングチーム)
僕は河村さんのチームのファシリテーターでしたが少しご報告がてらお内容を伝えさせていただきます。
河村さん「顧客に対する他店との違い」
・顔の見えない生産者と取引しないこと。
・従業員も生産者や顧客とお互いに顔がみえること。
・「どこでどのように誰が作ってるのか」をリアルな言葉で伝えることが出来る。(生産者の思いを形に変える)
・生産者が直に店に持って来る中で、日によってメニューが変わること。
・生産者にとっての消費力が高いお店であること。
雄河さん「コアバリューの組み合わせの独自性はあるのか」
・東吾妻町×食×ルネサンス?プロデュース?
東吾妻町(地域)は外せない。大事なキーワード。
・ルネサンスやプロデュースの定義
介さん「絞り込んだCEP/キャッチは何か」
・CEPでいくと「ハレ」
・鮮度を大事にする。例)焼き立て、挽き立て、淹れたて、作り立て…→タテCAFE?
・キャッチ「ひと手間を豊かさに」「毎日をひきたてる」
 
河村さんは10月から「ひとはし」が新たなステージに。雄河さんは引き続き東吾妻町の「ルネサンス」を。介さんは夫婦でカフェをオープンへ。
 
そして、僕自身。この4人が1つのチームになった意味を帰宅してから改めて考えていました。このセッション内で河村さんが「信頼、信用を積み上げること」の大切さを仰っていましたが、共通するキーワードとしては「繋がる始点」を大切にすることかなと感じました。
 
○「無意識」の中でいかに日々過ごして来たのか
ブランディングは“日々浸るもの”と「# Town」では言いますが、言い換えれば日々の思考の習慣であり、生活であり、なべさんの言葉をお借りすれば「人生そのもの」であること。「#TAKIBI-KAI」を通じていかに自分が日々の「無意識」な領域の中で生活していたのかを痛感しました。当たり前にあるものが当たり前ではないこと、当たり前にあるものに対する感謝。
人間の行動の90%が「無意識」に行われているとよく言われますが、いかにその「無意識」の領域にアプローチ出来るのか。手に取るもの、身に付けるもの、触れるもの、感じるもの、全て。自分だけでは気付けない事も、フィードバックを頂いたり、同じ空間にいる事で向き合う姿勢を見て学んだり。。。1つひとつもっと真摯に向き合っていきたいと思いました。
デジタル時代に必要な気付きはレイヤーの底にある目には見えないもの、こと。ここと繋がることがいわゆる「ナラティブ」だと改めて認識しました。
 
○コンティジェントな町
“愛すべき隣人達と物語を紡ぐ町”これは「# Town」を立ち上げた際に決めた「コンセプト」でもあります。物語を紡ぐ町とは、ネイバーさんが繋がり合い、限界を超えエンパワーメントされる町。共に助け合える安心できる町。個人では享受できないメリットを享受できる町。人は町で育てる(町づくりに参加することが育成になる)。働き方を変える町。そんな意味を含んでましたが、この「#TAKIBI-KAI」を通じて感じたのは、「# Town」はネイバーさんにとってのコンティジェントな町でありたいと改めて思いました。
コンティジェンシーという言葉がありますが、語源はラテン語の動詞“continger”と言われています。「互いに触れあう」「同時に重なる」という意味を持ちます。即ち、互いに触れ合う、相互に共接したのをキッカケに「別様の可能性」(コンティジェンシー)が生まれるということです。
太田さんも書かれていましたが、装飾アレンジメントの打ち合わせの際に「やった事がないことをやってみたい!」と舘さんと辻さんは仰っていました。それが凄く嬉しくワクワクした事を覚えています。僕自身は当日2人の作品を見た時に「# Town」の新しい可能性を感じました。こういうことなのだと。同時に、ネイバーさんが新しい体験や経験、挑戦が出来る場所でありたいと改めて思いました。
なべさんなら「思いと期待とのあいだ」河村さんなら「五感でリアルを感じること」山田さんなら「仕事向こう側を感じてもらうこと」國友さんなら「背後にある見えない当たり前のこと」皆さん全て同じことを表現されていたと思います。
 
○まとめ
ただただ、皆さんに感謝の言葉しかありません。皆さん無くして今回の「#TAKIBI-KAI」、そして「# Town」は成り立たないと改めて感じました。「#TAKIBI-KAI」も次回以降徐々に”発酵”が進むと思うとワクワクします!!
 
本当にありがとうございました。引き続きよろしくお願い致します。