「#TAKIBI-KAI」について
「#TAKIBI-KAI」はセルフ・ブランディング/チームビルディングの一泊二日のキャンピング研修
リアルの大切さ
リモートでつながりやすくなったことはそれはそれで良いのですが、人間はやはり五感で感じることが大切だと思います。参加者の多くは、「肌感」「リアリティー」等は実際に同じ空間で作業を共にし、一緒にご飯を食べ、火を囲み語らいそんな中で気付きを得ることが多く有るのだと思います。「#TAKIBI-KAI」の概略や開催の流れを見てみましょう。
事前の準備をします
●プロジェクトメンバーの決定
プロジェクトリーダーを決めます。
1泊2日の研修のグランドデザインを描きます。
プロジェクトリーダーが手伝って欲しいメンバーを何名か選びます。
企画書をA41枚で作ります。開催日時/場所/の連絡方法/目的/目標テーマを設定します。
予算/スケジュールは別に作成して報告します。
費用の振り込み方法と期日の報告をします。
●FBでのイベントページの立ち上げ
情報の一元化をします。連絡報告/画像、動画のアップ/レビュー/決算報告等をします
●場所の設定
サニタリー(トイレと水周りシャワー等の環境)を第一に考えます。
テントは固まって設営できること。フリーサイトが望ましい。
テントサイトとBBQピット水周りの距離が短いことも大切な条件です。
BBQピット、焚き火ピットにある程度のプライバシーが確保できること。
全国のメンバーの移動距離の真ん中辺りを選びます。
雨天でも(警報発令以外)決行です。雨天の対策も大切です。
当面は長野県蓼科のアパレル企業のアーバンリサーチさんが運営するタイニー・ガーデンを利用します。
●BBQ/夜食/朝食/ドリンクメニュー作り
担当者を割り振りできる限り多くのメンバーが関わることのできるようにします。
●一人一人に焦点が当たるように事前の準備
プロフェッショナルとしての強み、趣味、特技等を事前にリサーチをしてBBQ TIME/焚き火タイム等で発表できたり焦点が当たるように考えます。
●研修の確認
研修/セッションの内容を担当者と確認します。
●設営
機材に対しての確認をすること。人数に対して何がどれぐらい必要なのかを事前に確認します。
テント/タープ/焚き火台/陣幕/キッチンテーブル/コンロ/キッチン用具等
●雨対策
雨のキャンプは雨のキャンプで助け合いが必要ですし関係性は深まります。しっかり細かいところまで雨の対策を考えます。
●ドキュメント
最後にアルバムと動画を編集します。事前にお願いできるメンバーがいれば指名します。また参加メンバーに協力頂き画像/動画の回収と編集のフローを考えておきます。
「場」の設定の概略
●余白があること
設営から撤収まですべて大まかな時間の設定はしますが(今から設営をします、今からBBQ TIMEです等)細かい指示は一切ありません。時にどうしたら良いかわからず立ち尽くす方もいるのですが、誰が何をするかはその時々で周りを見て自分で決めます。
●共創すること
共に創る事で「ひと」としてのコミュニケーションが生まれ、創意工夫も生まれます。共に創るという作業の中で今まで気付かなかった自分や相手の強みを見出すかもしれません。この共創することで「らしさ」が現れることがあります。
●発酵させること
振り返るとわかるのですが、自分は「#TAKIBI-KAI」の時間でどんな動きをしたんでしょうか、それを人から指摘してもらうと「らしさ」「強み」の種が見つかることがあります。その種をまた別の機会で意識して行動してみることです。
「関係性」を紡ぐポイント
●一人一人に焦点が必ず当たる時間を作ること
「#TAKIBI-KAI」の中で必ず一回以上、自身の「強み」(その場その場でチームに貢献できる何か)に焦点を当てたシチュエーションを作ります。プロフェッショナルな側面でも良いですし、趣味の側面でも良いですし、必ず個人に焦点が当たるようにします。
「#TAKIBI-KAI」001 では
・BBQインストラクターによるメンバーを巻き込んだメニューコーディネーション
・飲食店のシェフによる料理
・飲食店のオーナーによる料理とのマリアージュを考えた飲料の提供
・レモンチューハイ好きのメンバーによる日本酒のレモンチューハイ提供
・バルーンアーティストと空間デザイナーによる「場」のデコレーション
・サッカー好きなメンバーによるリフティング対決
・コーヒー/デザートが趣味のメンバーによるアウトドア珈琲ローストの体験とデザート提供
・漫才好きによる漫才披露
・提携農家からの朝穫れのとうもろこしや果物の提供
・家具屋さんによる自作のサイド/ローテーブル提供
・カメラ好きのメンバーによる撮影(ドキュメントの記録)
・ハイボール愛好家によるこだわりハイボール提供
・キャンプ好きのメンバーによる焚き火の演出
・焼肉店経営による出張焼肉店
・コンサルタントによるブランディング・ゲームのコンテンツ提供
・ラーメン店のメンバーによる試作ラーメン提供
・社内育成担当マネージャーによるインタビュー
等々
それぞれ1人1人に焦点が当たるようにします。
●自身の強みを発揮すること
開催中はどこからも誰からも細かい指示はありません。周りの動きを見ながら自分で考えて行動します。ですから
・ヘルプ・ミー(助けて)に対するヘルプ・ユー(助けるよ)
・テル・ミー(教えて)に対するテル・ユー(教えるよ)
・プリーズ・コンシダー(これで良いか見て)に対するコンシダー(よく考えて返す)
をしないと何も進まないことを体験します。
●フィードバックを必ずすること
「#TAKIBI-KAI」開催中は全て「# Town Coin」を流通させます。良かったよ!助かったよ!また手伝ってもらったり、アドバイスをもらったらこれも全てコインで感謝を形にして返します。形にすることの大切さを学びます。「# Town Coin」と取得枚数で2日間のアワードをします。
大まかなスケジュール
●集合
誰と行くのかを大切にします。必ずその時々のテーマがプロデュース担当のプロジェクトリーダーから事前に発表されます。001の開催のテーマは「当たり前ではないことに気づくこと」でした。これはどんな意味があるのだろうかとおしゃべりしてきて欲しいのです。
●設営
指示はありません。何時までにこういう状態にしてください。とプロジェクトリーダーからゴールを言われるだけです。自分で考えて行動します。
●研修
・クリエイティブグループ(クリエイティブが必要なビジネスをしているメンバー)
・ショップブランディンググループ(ショップのブランディングをテーマにしているメンバー)
・マネジメントグループ(社内ミドル層)
・育成グループ(チームメンバーの育成をテーマにしているメンバー)
に分かれます(任意です)
ブランディング・カードゲームをしながらテーマを深く掘り下げ自身のブランディングの足がかりを見つけます。ここでも全て共感、アドバイス等に対してコインのやり取りをします。研修中は何枚かを選んで頭の片隅に置いておきます。
●BBQ TIME
その場に至るまで何人かのメンバーが時間を惜しんで仕込みなりデコレーションなり楽しい時間を作ろうとしていることに対して積極的にフェードバックしましょう。料理と料理の合間にレクリエーションや特技の披露をします。プロフェッショナルのメンバーの力も積極的に借りましょう。
1)BBQ
料理をみんなで作ってオードブルからデザートまでペアリングされたお酒と共に堪能しましょう。
2)レクリエーション体験アトラクション
「#TAKIBI-KAI」001では
・サッカー好きなメンバーによるリフティング対決
・コーヒーが趣味のメンバーによるアウトドア珈琲ローストの体験
・漫才好きなメンバーによる漫才披露
等が披露されました。
●焚き火 TIME
1)アワード
「#TAKIBI-KAI」開催前までのアワードをします
・一番参加回数が多い個人
・一番発信が多かった個人
・# KO-TO-KI-MI Townのノウハウを一番活用した個人
に対する表彰とプレゼントをします
2)インタビュー
火を囲み、中堅クラスのミドルマンを選びインタビュー形式で一人一人の考え方を浮き彫りにします。
3)夜食
夜食を考えてきたメンバーが提供します。
●朝食
全員で朝食を作ります。インスタントのものは極力避けます。仕込みは完成させずその場で仕上げます。この時も誰が何をするかの指示はありません。
●まとめの研修とフィードバック
1)気づきの発表とフィードバック
残りの薪での焚き火を囲みながら「#TAKIBI-KAI」の中での気づきとフィードバック(「# Town Coin」で返します。
2)2日間のアワードをします
・コインを一番稼いだチーム
・コインを一番稼いだ個人
・コインを一番渡した(フィードバックが多い)個人
・プロジェクトリーダーによる貢献度が高い個人
に対する表彰とプレゼントをします。
●撤収
プロジェクトリーダーからルール説明があり一気に片付けをします。
●記念撮影
最高の笑顔で撮影しましょう。
●散会
思い出話を膨らませてください。
●レビュー
感想、気付き、次に対する意見等を発信します。
●精算と次回に対する申し送り
決算報告をまとめ次回に対する提言をまとめます。
●もう一泊!!
結構タイトなスケジュールで進行しますので可能な方はもう一泊してゆるりと(ウダウダ)青空「RINJIN-KAI」を楽しみましょう。
*「#TAKIBI-KAI」はおそらく今まで皆さんが体験してこなかった「キャンプ」の時間になります。我々は「大人のキャンプ」と表現しています。
チーム・ビルディングを主に考えているのであればそれ以降のチームメンバー同士の関係性がポジティブなものに変化するでしょうし、ブランディングを主に考えるのであれば、ゲームを起点にこれほどリアルに濃密にフィードバックをもらえる時間を経験することでしょう。
終わる頃には「したいこと/期待に応えようとする」あいだに現れる自分の「らしさ」の種が見つかるようになります。
*# KO-TO-KI-MI Townに興味がある方のオブザーバー参加大歓迎です。